1941年12月11日ヒトラー国会演説(対米宣戦布告)における
ドイツ軍の死者、負傷者など、
Vom 22. Juni bis 1. Dezember hat das deutsche Heer in diesem Heldenkampf verloren: 158 773 Tote, 563 082 Verwundete und 31 191 Vermißte. Die Luftwaffe 3231 Tote, 8453 Verwundete und 2028 Vermißte. Die Kriegsmarine 310 Tote, 232 Verwundete und 115 Vermißte. Mithin die deutsche Wehrmacht zusammen, 162 314 Tote, 571 767 Verwundete und 33 334 Vermißte.
1941年6月22日から12月1日までのドイツ国防軍の
戦死者162,314人、負傷者571,767人、行方不明33,334人。Also an Toten und Verwundeten etwas mehr als das Doppelte der Somme-Schlacht des Weltkrieges, an Vermißten etwas weniger als die Hälfte der damaligen Zahl, alles aber Väter und Söhne unseres deutschen Volkes.
世界戦争のソンムの戦いの死者・負傷者の倍より幾分多い。行方不明者の数は、当時の数の半分よりもいくらか少ない。
(永岑:聴衆全員が、世界戦争、といえば、1914〜1918年の戦争と受け取る。
この演説の時点で、第一次世界大戦(世界戦争)、それに対して、第二次世界大戦(世界戦争)に突入したとは、規定していない。
翌日12月12日のナチ党最高幹部に対して、「今や世界戦争だ」と断定したのとは、対照的。
なぜヒトラーは、この時点で、「今度の戦争」が、世界大戦だ、と明言しなかったのか?)